相川優一先生の中学受験対策が楽しくなる授業

中学受験の国語の対策

みなさん、こんにちは。受験ドクターの相川優一です。

受験ドクターで算数、国語、理科、社会の四科目を指導させていただいている講師です。

今日は中学受験の国語の対策について話をしてみたいと思います。

 

中学受験の国語に必要なものは次にあげる6つだと考えています。中学受験に限らない読解能力に必要なものと言えます。

 

➀漢字の読み書き

②語彙

③抜き出し

④論理的思考

⑤記述

⑥大人の考え

 

➀漢字の読み書き

練習あるのみだとは思うのですが、所々で講師がチェックを入れる必要があります。記述が書けないという相談が最も多いのですが、ちょっとした漢字が読めず、文章自体がちんぷんかんぷんという生徒も多くいます。少し難しめの論説文などを音読させてみると見抜けるので、最初の授業でためしてみます。

 

また、特別な読み方の漢字はクイズ感覚でやると興味を引く生徒もいます。

土竜→もぐら(入試で出題されたのを1度も見たことがないので必要ないとは思いますが・・・)

土筆→つくし(つくし自体を知らない生徒もいました・・・)

ここからは入試頻出です。

成就→じょうじゅ(「願い事や目標がかなうこと」と意味まで覚えてもらいます)

建立→こんりゅう(神社や大仏を建てること、マンションを建てるときには使わない)

境内→けいだい(神社の敷地のこと、川内(せんだい)原発、お内裏(だいり)様とお雛様)

相殺→そうさい(打ち消しあうこと)

風情→ふぜい(ようす、ありさま)

 

漢字の読みは文章を読むための必要最低限の道具であるとともに語彙力を増やすことにもつながるので、毎日、漢字の書きの練習とともに行ってもらいます。テキストはあまり厚すぎないものを一冊しっかりやってもらい、この一冊に載っているものなら出来るという状態までもっていくことが大切です。。

 

②語彙

語彙力を豊富にしていくことも読解力には重要なことです。これも塾の教材などで常に増やしていくことが必要です。四字熟語、慣用句、ことわざも語彙の一種だと考えて覚えてもらいます。

 

語彙力が問われるのは以下のような場合です。

 

1.相川くんはいそいそと出かけていった。

Q:相川くんの気持ちは?

A:嬉しさで弾む気持ち。

 

2.相川くんはおずおずと家に帰ってきた。

Q:相川くんの気持ちは?

A:怖れることがあって本当は家に帰りたくない気持ち。

 

こういった言葉は物語文などの心情把握につながるから大切なのだという意識付けが大切です。使われてこその言葉なので単体の言葉を暗記するのではなく、どのように使われるかまでを指導します。

 

また、論説文を読む際に知っておかなければならない言葉もあります。例えば、「相対的」という言葉は「何かと比べなければ決定しない」という意味です。

この言葉を知っているだけで、一見哲学的な問いにも答えることができます。

 

文:あそこに大きなネコがいる。

Q:本当にそのネコは大きいのか?

A:一般的なネコと比べると大きいが、確かにゾウと比べれば小さい。無意識のうちに一般的なネコを基準にして大きいと判断していた。

 

語彙に関しては多ければ多いほどいいと思いますが、分からない語句を全て辞書で引くというわけにもいかないので、塾の教材等を覚えてもらい、文章を読みながらその都度重要語句を指摘していくというスタイルをとっていきます。

 

③抜き出し

次の文章を読んで問題に答えてください。

 

瀬戸内海はその景色の美しいために旅行者の目を喜ばせ、詩人や画家の好い題目になるばかりではありません。また色々な方面の学者の眼から見ても面白い研究の種になるような事柄が沢山あります。一体、あのような込み入った面白い地形がどうして出来たかという事は地質学者の議論の種になっているのです。また瀬戸内海の沿岸では一体に雨が少なかったり、また夏になると夕方風がすっかり凪いでしまって大変に蒸暑いいわゆる夕凪が名物になっております。これらはこの地方が北と南に山と陸地を控えているために起る事で、気象学者の研究問題になります。

(寺田寅彦の文章から)

問1:地質学者の関心の対象

問2:気象学者の関心の対象

 

抜き出し問題は、一種の視力検査の要素があります。もちろん、問1では地質学者です。

見つけられたら、「関心の対象」=「議論の種」という結びつきに注目してください。間違えやすい答えは「面白い地形」です。地質学者は「面白い地形」自体に関心があるわけではなく、「面白い地形がどうして出来たか」に関心があるのです。

 

問2で発見するべき言葉は気象学者です。次に「関心の対象」=「研究問題」であることを確認しましょう。つぎに「研究問題」の主語に注目してください。「これらは」となっており複数あることから、解答が「夕凪」だけではないことが確認できます。さらにさかのぼってみると、「また」という並列を表す接続語があり、もう一つの「研究問題」として、「沿岸では一体に雨が少なかったり」が挙げられており、文末を整えて「沿岸では一体に雨が少ないこと」も解答となります。

 

④論理的思考⑤記述

まず、当たり前のことですが、論説文は論理的に書かれていることを強く意識してもらいます。

 

では、論理的とは何か?ここをしっかりと教えなければ始まりません。

論理的であるということは、結論への道が明確で、筋道に妥当性があることをいいます。

 

記述の訓練にも使うのですが、2つの短い文章を生徒に与えます。

 

「自尊心を持つ」

 

「他人を大切に思う」

 

この文章を論理的につないでもらいます。

 

自尊心を持つということは、自分のことを大切な存在と認めることだ。同じ人間ならば、他人だって自尊心があるはずだ。とすれば、他人も自分と同じ大切な存在だ。だから、他人を大切に思う。

 

この文章で88字です。中学受験の記述では長い部類だと思います。

 

もちろん、物語文でもこのような記述の訓練は可能です。

 

「雨が降った」

 

「相川くんは泣いた」

 

この2つの文章を論理的につなげます。

 

雨が降った。楽しみにしていた運動会が中止になって、相川くんは泣いた。

 

最初はこんな短い文章でいいのですが、ここからさらにどうして楽しみにしていたのかをたずねるとこうなります。

 

雨が降った。滅多に会えないお父さんが遠くから応援にきてくれるはずだった楽しみにしていた運動会が中止になって、相川くんは泣いた。

 

論説文や物語文には必ずこのような論理が書かれています。特に設問にされているのであればなおさらです。論理を見つけることは楽しい作業です。その楽しさを生徒にぜひ味わってもらいたいと思います。

 

⑥大人の考え

国語の文章を読むうえで、背景的知識というものがあれば、読解の強力な武器になりますが、これはどうやったら身につくのか。

 

論説文をたくさん読みましょう。中学受験を経験しない小学生はまず、論説文にふれませんが、中学受験生は否応なしに論説文を読まされます。楽しいと思いながら読むことは難しいかもしれませんが、大人の考えに近づく一番良い方法だと思います。

 

ただ、ここで一つ注意したいことがあります。

 

中学受験の論説文は大人が読んでも内容が理解出来ないものが多数出題されます。

 

私が今まで一番難解だと感じた学校は中央大学付属中学です。内容は・・・・とても理解しきれるものではありませんでした。

 

しかし、設問はきちんと解けるようにはなっていました。

 

どうしても文章の内容を分かりたいというのは理解出来ますが、それは国語の読解ではありません。

 

論説文の内容は哲学論、人生論、文化論、教育論、言語論など多岐にわたり、その道の専門家が長年にわたり研究し、主張したい内容が書いてあるのが一般です。その文章内容を、およそ25分で理解出来るかといえば、それは無理ではないでしょうか。

 

哲学論の勉強や文化論の勉強は国語の読解ではありません。

 

私が、何を言いたいのかといえば、中学受験の国語は設問に答えればいいということです。

 

詳しい国語読解論を知りたい方は是非、相川までご質問ください。

 

ご視聴ありがとうございました。

 

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