中学受験の対策

 

みなさん、こんにちは。受験ドクターの相川優一です。

受験ドクターで算数、国語、理科、社会の四科目を指導させていただいている幸せな講師です。

 

よく「先生の専門はなんですか?」とか、「先生の得意科目はなんですか?」なんて聞かれますが、

 

安心してください。中学受験の専門家です。四科目とも大好きで得意です。

 

今日は、中学受験の対策全般についてお話させてください。

 

まずは、中学受験を始める時期ですよね。

皆様それぞれです。

 

人生計画に子供に中学受験をしてもらうと決意している親御さまで一番早かった方で、2歳というのを聞いたことがあります。

 

では、2歳児に何をしたかというと、本を読んであげるんだそうです。

子守歌代わりに、「浦島太郎」や「桃太郎」、「シンデレラ」や「百万回生きたネコ」なんかも読み聞かせたと聞きました。

 

「百万回生きたネコ」は真実の愛をテーマにしているので、とても深い話なのですが、そんなことは関係ないんだそうです。

 

私も色々と調べたのですが、この読み聞かせは、子供にとって、とても良い影響があるのですね。

 

まずは、知らない言葉をマメに聞くようになるので語彙力が増える、先の展開が知りたいので知的好奇心が旺盛になる、自分から本を読むようになるなど、たくさん良い面があるので、これは私も中学受験をさせる、させないに関わらず親になったらやっていこうと思っています。

 

2歳からは少し極端かもしれませんが、小学校1年生からという御父兄はかなりいらっしゃいますね。受験ドクターにも小学校1年生が通っていらっしゃっています。

 

実際、大手塾では小学校1年生からのコースも存在しています。

行っている内容は、パズル的な内容を使った子供楽しませるような内容になっているのが通常です。

 

もっとも主眼においているのは、やはり、早いうちから学ぶことを勉強と思わせずに、楽しいことだと感じさせることだと思います。

 

これが受験当日まで続けばかなりハッピーな受験生活と言えるでしょうね。

 

 

もっとも一般的な受験開始は4年生だと言えるでしょう。

大手塾のテキスト、カリキュラムは4年生からのものになっています。

ただ、4年生前半は、生徒を席に座らせておくこと、先生の言うことはきちんと聞くことなどに力を入れているので、少々出遅れても心配はいりません。

 

4年生後半から、受験開始という生徒も少なくありません。

塾と学校の勉強がかなり離れていくので、学校の授業がつまらなくなり、塾のほうが好きになる生徒が出始める時期でもありますね。

 

5年生からの中学受験対策開始は少々厳しくなってきます。

塾に通っている友達が多く、自分から塾に行きたがる生徒も増えてきますね。

 

小学校の中でかなり優秀な方でも、塾の算数、社会、理科には面食らってしまうように思います。通塾を続けてきた生徒にとって当たり前の「つるかめ算」や都道府県の所在地、県庁所在地などがまるっきり初なので、追いつくにはかなり努力が必要になります。

 

5年生後半からの受験開始の生徒もいますが、相当な覚悟が必要ですね。

通常、通塾を行っている生徒は、算数は基礎的な部分が終わり、特殊算、いわゆる、差集め算、仕事算、通過算、流水算、時計算、速さと比の問題などを扱っていきますが、学校だけの勉強では太刀打ち出来ないのでショックを受ける生徒さんもたくさんいらっしゃったのが事実です。

 

社会に関しましても、地理の応用的部分まで終わらせて、歴史に入ろうとしているところなので、歴史的事実がどこで起こったのかが分からず、いくら歴史を勉強しても成績が伸びないという生徒さんもいらっしゃいました。

 

こういった場合は是非、個別指導を頼ってください。そうでないと大手塾に通塾する意味がなくなってしまいます。

 

6年生になってから受験を決意するご家庭もいらっしゃいますが、これは本人もそうですが、家族全員で一致団結して受験に臨む必要があります。

大手塾に入ってもあまり意味はありません。

大手塾では算数は、応用的な範囲になっており、中学受験経験者でないと大人でも分からない問題のオンパレードです。

また、地理、歴史が終わっている状況で、都道府県や県庁所在地を覚え始めるのは自転車で新幹線を追いかけるようなものです。

プロが懇切丁寧に指導して受験に間に合うかどうか、というところです。

 

そして、中学受験を始めるラストチャンスは6年生の夏前です。

本人のやる気、本物のプロ講師、時間を全て注ぎ込んで、間に合うかどうかです。

受験ドクターでは毎年このような生徒が何人か訪れてくれますが、去年担当した生徒は見事笑顔で受験を終えてくれました。

 

さて、次は塾選びになると思いますが、この話は、一般的な中学受験が始まる4年生を対象にしたものになるので、その点はご理解願います。

 

やはり、何が何でも難関校に進学させたい場合は、合格実績がずば抜けているサピックスを選択されるご家庭が多いかと思います。優秀性が集うので、そこで切磋琢磨して成績を伸ばしていくというのは、賢明な選択だと思います。

ただ、サピックスの場合、競争がかなり激しいので、おっとりタイプの生徒さんには向かない場合もあるので気を付けてください。

マンスリーテストや組み分けテストでのクラスの昇降はもちろん、席の順番まで成績できまるのでその点は、気を使ってあげてください。

また、サピックスは完全復習主義で毎回冊子、デイリーサピックスやウィークリーサピックス、デイリーチェックなどが冊子で配られるので、その冊子整理にもかなりの負担が親御様にかかってきてしまうので覚悟が必要です。

 

次に、四谷大塚はどうでしょうか。

サピックスが台頭してくるまでは、中学受験は四谷大塚か日能研という時代がありました。ちょうど私が中学受験生だったときなので、25年くらい前になりますでしょうか?

四谷大塚の特徴はテキストにも表れているように予習主義だといえますね。何せ何十年も使われ、幅広い支持を受けているテキストの名前が「予習シリーズ」ですからね。

 

ここ何年かはサピックスを意識した改訂が行われ、学習が前倒しになっていますが、根強いファンがいることもたしかです。

 

カリキュラムについて行けば、難関校に合格することはもちろん可能ですし、週例テストで毎週の単元学習の確認ができるところもいいところです。

 

では、早稲田アカデミーはどでしょうか?

基本的にカリキュラムは四谷大塚と同じ進度だと思って構いませんが、早稲田アカデミーの特徴の一つに課題が大量に出されることです。課題が大量に出されてもこなし切れる生徒であれば問題ありませんが、こなし切れない生徒になると、消化不良になり成績が低迷し続ける場合もあります。

 

「なにがなんでもコース」も特徴の一つです。いわゆる学校別対策コースでNNと呼ばれるものですね。早稲田アカデミー以外の生徒も集うので、早稲田アカデミーの生徒にとっては良い刺激になると思います。

 

また、夏合宿も名物になりつつあります。生徒に聞くところによると、本当に勉強だけで、リクリエーション的要素は全くないそうです。

合宿に参加した生徒の印象としては、学力向上というよりは精神修養の場のようなイメージです。これはあくまで私の個人的意見ですが・・

 

最後に日能研はどうでしょうか?

私個人の意見ですが、前3塾と路線が異なるように思われます。

カリキュラムテスト、いわゆるカリテと呼ばれるテストで毎週の効果測定を行うところは四谷大塚などと同じなのですが、進度が遅いのが特徴です。

その代わり、塾への拘束時間が長いので、じっくり方の生徒には向いているかもしれません。

たとえば、社会でいうと6年前期でサピックス、四谷大塚、早稲田アカデミーは公民分野まで終わらせてしまいますが、日能研の場合、歴史までしか終わっていない状況です。

 

優秀生が焦って、サピックスなどに転塾するなどという現象も起こりますが、合格実績を見てみると十分に難関校の実績も出しているので、焦る必要はないと思います。

 

少数派にはなりますが、全て個別指導で中学受験に臨む生徒もいらっしゃいます。実際、受験ドクターにも多数いらっしゃいます。

個別指導のプロの授業では根本を教え、生徒に合わせ、最大限の能力を引き出すという面ではベストの選択といえると思えます。

 

では、本日は中学受験の対策の総論として、中学受験の開始時期、塾選びについてお話しさせていただきました。

 

次回は、さらに中学受験対策を個別指導でとるメリットについてお話ししたいと思います。

 

では本日はありがとうございました。